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<写真:Khmer Times>
カンボジア国内では麻薬関連事件の件数が増加傾向にあり、内務省は2018年〜2022年にかけて麻薬関連事件2万1366件を取り締まり、4万316人を逮捕、麻薬約20トンを押収したことを報告している。
また、内務省のKhieu Sopheak報道官によると、当局は多くの取り締まりと逮捕の他に麻薬生産施設24か所の摘発を行い、さらに75人を逮捕した。
同期間中に警察は大麻栽培施設159か所を閉鎖し32人を逮捕し、麻薬約17.06トンとバイク9277台、自動車484台、武器182個を押収している。
当局は1672件の令状を発行し、1659人を逮捕したという。
今月初めに内務省の反薬物警察局が発表した報告書によると、今年最初の9ヶ月間でカンボジア当局は麻薬6.25トンを押収しており、昨年同時期に押収された麻薬1トン強と比較するとほぼ5倍の増加がみられた。
警察は麻薬押収の他、昨年同期比約16%増の1万1431人の容疑者を逮捕した。
昨年は6000件以上の麻薬取り締まりが行われ、1万3000人が逮捕されていた。
カンボジア国家麻薬取締局(NACD)のMeas Vyrith氏は以前、麻薬の売人が生産コストを下げて安価な製品を提供し、消費を押し上げるという麻薬生産の新しい傾向について懸念を表明していた。
同氏はこの問題を解決するために危険物を管理する仕組みや対策、特に違法薬物の生産に使用される化学物質の管理を確立するとしている。
また、サーケン内務大臣は19日、あらゆるレベルの当局に対し、犯罪を適時に取り締まり、カンボジア社会における犯罪の蔓延を防止するよう命じた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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