カンボジア国内の交通事故が増加、死者数は前月比50％増

〈写真：Khmer Times〉

カンボジアでは過去15日間にわたって水祭りやASEANサミットの開催といった祝祭の雰囲気に包まれていたが、同期間中に国内の交通事故と死亡者数が大幅に増加した。

公共事業運輸省国務長官でカンボジア国家交通安全委員会事務局長のMon Manvi氏は、16日に開催された交通安全能力向上ワークショップで講演し、交通事故発生率や死者の増加に関しての報告を行った。

カンボジア国内では交通が非常に混雑し始めており、2022年最初の9ヶ月間の交通事故状況は深刻で、事故率は前年と比較して21％増加し、死亡者数は27％増加している。

国家警察の報告によると、11月15日時点の死者数は10月の15日時点と比較して70人で、前月と比較して52％の死者数増加であった。

深刻な交通事故は人命の損失や悲劇的な障害をもたらすとともに、公共・私有財産への甚大な被害をもたらし、孤児や未亡人、障害、悲劇と多くの影響をカンボジア社会に残している。

Manvi氏はワークショップ参加者全員に対し、交通事故を防止・削減する能力を強化するため、模倣や意見交換に努め、新しい知識を引き出してほしいと要請した。

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