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<写真:Khmer Times>
シェムリアップ州当局によると、今年1月〜9月までの間に同州内の交通事故で110人以上が死亡、100人以上が負傷しており、カンボジア政府は同州の国内最多である交通事故死亡者数に対して懸念を示している。
道路交通警察署の交通事故報告書では、同期間中にシェムリアップ州内で交通事故124件が発生し、昨年同期と比較して85件増加したことが明らかになった。
また、9月までの交通事故によって116人が死亡、その他100人以上が負傷し、バイク3908台、自動車1883台を含む5791台の車両所有者に罰金刑が科された。
同州警察陸上交通局(Land Traffic Office)のSom Virak局長は24日、「同州の交通事故件数は憂慮すべきである」と述べ、同州で行われた道路交通に関する法律や規制、交通事故を減らすためのいくつかの方法に関する教育や情報発信を行った。
同局長はヘルメット20個と道路交通法に関する冊子120冊、バイク安全運転のためのリーフレット120枚、交通事故防止のための反射ステッカー100枚などの支援物資を配布している。
シェムリアップ州で最も多い交通事故の原因はスピード違反や不注意、無理な追い越し、飲酒運転である。
道路交通安全研究所のKong Ratanak所長は、交通事故防止対策に大きな変化はなく、市民への交通ルールに関する教育や交通法規への参加が限られているとして、交通事故による死傷者数が依然として心配な状況であると述べている。
カンボジア国内では1日に5〜6人が交通事故で死亡し、多くの人が重傷を負っているという。
同所長は国内で交通事故件数が年々増加している理由について、カンボジアの自動車台数や高速道路、道路が増加していることに起因していると指摘する。
今年上旬の内務省の報告によると、今年1月〜9月の交通事件数は2319件となっており、前年の2654件と比較すると305件の減少となっている。
昨年1月〜9月の交通事故報告によると、死亡者は1000人以上、重軽傷者は2000人以上であった。
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