カンボジアへの悪質な肉密輸、3日間で約10トンを押収

カンボジアへの悪質な肉密輸、3日間で約10トンを押収
2023年05月30日 11時01分 公開
カンボジアへの悪質な肉密輸、3日間で約10トンを押収

<写真:Khmer Times>

 

カンボジアの消費者保護・競争・不正防止総局(CCF)は27日にバンテアイミアンチェイ州でタイから密輸された3110kgの鶏肉と肉団子を押収したことを発表し、近隣諸国からの安価な密輸肉は品質が悪く、健康上のリスクがあるとして、使用を控えるように警告を行った。

 

当局は密輸肉が全国に流通する前に押収し、密輸肉は既に廃棄されている。

 

また、CCFのHun Sarath副局長は29日、近隣諸国から密輸されてカンボジア全土で販売されている質の悪い肉製品が大量に存在し、国民が安価さに惹かれて購入していることを明らかにした。

 

28日にもバンテアイミアンチェイ州ではタイから密輸された6926kgの肉団子と鶏肉が発見され、密輸品とともにコンポンチャム州ナンバーの車両2台が押収された。

 

また、同日にプノンペンナンバーの車両がベトナムから鶏卵3万6000個と豚肉530kgを積載してバンテアイミアンチェイ州に入り、警察に摘発されている。

 

CCFの報告によると、カンボジアでは悪質な肉の密輸を抑制するため、国境検問所に職員を多く配置し、違法な密輸の取り締まりを強化するといった予防策強化が行われているという。

 

 

 

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