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<写真:Khmer Times>
プノンペン当局は1月31日、ミエンチェイ区で密輸品とみられる出所不明の冷凍豚肉7tを押収した。
当局によると、豚肉を管理していた業者は合法に輸入されたことを証明する書類を所持しておらず、この豚肉は隣国から密輸された可能性が高い。
動物衛生局のHun Sarat副局長は1日、当局は事件を立件する準備を進めるとともに、肉の安全品質検査を実施する予定であることを明らかにした。
検査で人々の健康を害することが認められた場合、より厳しい処罰が下される可能性がある。
カンボジア家畜飼育者協会のSrun Pov会長は、質の悪い肉の密輸はカンボジアの畜産業者だけではなく、公衆衛生にも悪影響を及ぼすと指摘する。
国内畜産業者は多額の費用をかけて豚を飼育しているが、近隣諸国の安価な輸入豚肉に対抗できずに破産するケースもあり、密輸品がこうした状況に拍車を掛けているという。
こうした状況を受け、同会長は関係当局に地元の畜産業者を守り、密輸された質の悪い肉が公衆衛生に影響を与えないよう、不法輸入の取り締まりを要請するとしている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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