プノンペンの男性、妻と義母に放火しようとして逮捕

＜写真：Khmer Times＞

プノンペンのルセイカエウ区憲兵隊は7日、元妻と義母に放火しようとした男を逮捕した。

ルセイカエウ区軍当局によると、PassAppの運転手であるNy Phally容疑者（40）が逮捕され、起訴されている。

同容疑者はガソリンの入った瓶3本を持ち出して、元妻と義母、そして娘にガソリンをかけ、焼き払おうとしたが失敗した。

同容疑者は薬物を使用して妻子に対してDVを起こし、服役して薬物更生施設に何度も通っていた。

その後も同容疑者は行動を改めなかったため、元妻は我慢の限界に達し、2023年4月23日に離婚を決意した。

離婚後に同容疑者は忠実なふりをして元妻に再同居を求める電話をしていたが、元妻は同意しなかった。

事件当日の朝にも同容疑者は「同居を拒否すれば2人は死ぬ」と脅して電話を切った。

その約30分後に同容疑者はバイクで元妻の家に到着し、家の中に入って部屋の中からガソリンの瓶3本を持ち出した。

ガソリンの瓶を持った同容疑者を見た義父が祖母に助けを求めるように叫び、義母が走って瓶を奪いに行った。

同容疑者は元義母にガソリンの瓶を投げつけて火を放ったが、失敗して逮捕された。

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