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7日、シェムリアップのPuok地区で父親である男性が自宅に火をつけ、自身とその妻、生後2ヶ月の息子が死亡した。
同地区のTep Pumsen警察署長によると、男性はKhnatコミューンのSvay村で妻と息子の3人で暮らしており、放火の原因は夫婦間の対立だったという。
男性は7日朝、妻と息子が別の部屋で寝ている間にドアを南京錠で施錠し、ガソリンをばら撒き、火をつけたとみられている。
警察は死亡したのは建設作業員のKong Chamnangさん（34）とその妻のChy Sreyさん（33）、生後2ヶ月の息子Metaくんと特定した。
Tep Pumsen警察署長は「隣人の証言によると、夫の性的要求を妻が拒んだことが事の発端だ。妻は出産した直後で体調が万全ではなかったこともあり、夫の性的欲求を拒んだとみられている」と述べた。
同警察署長によると、火災が発生する前、赤ん坊を抱えた妻が隣人に夫と話すように助けを求めたという。
夫は妻に対し性行為を何度も要求したが、妻は2ヶ月前に出産を終えたこともあり拒んでいた。
夫は妻が浮気をしているのではないかと非難していた。
近所の人は妻が帰宅した後に夫が4リットルのガソリンを含む2本のボトルを買うのを目撃している。
夫婦の義理の両親が近所の人と話している間、夫はドアの内側から鍵を施錠し、火をつけ自分自身と妻、そして息子を殺害した。
家族が住む家の1階はレンガとモルタル、2階には木材と亜鉛屋根で造られていた。家の大きさは約80メートル程あり、全焼したと同氏は話した。
消火ため、現場には消防車4台が駆けつけ、近隣に広がる前に火は消し止められた。
内務省のNeth Vantha長官は、7日に4つの州で合計4件の火災が発生し、シェムリアップ州で3人、プレイベン州で1人が死亡したと明らかにした。
「4件の火災のうち2件は、家庭内対立が原因で発生している。今年は現在までで、火災が原因で48人が負傷し、21人が死亡した」と Vantha長官は話した。
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