カンボジア人僧侶、少女を強姦し逮捕・還俗

カンボジア人僧侶、少女を強姦し逮捕・還俗
2019年06月03日 00時00分 公開
カンボジア人僧侶、少女を強姦し逮捕・還俗

<被告が還俗させられる様子(CENより)>

 

2日、Banteay Meanchey州裁判所はPoipet市で未成年の少女に性的暴行を行ったとして61歳の僧侶を起訴し、拘束した。

 


Banteay Meanchey州警察担当者のSith Lah氏は、今回起訴されたのはNimethコミューンのNimeth Sothiramパゴダに所属していたVenerable Nuth Taing Oeun被告だと明らかにした。同被告はNimethコミューンで還俗させられたという。


Lah氏によると、被告は未成年への強姦罪で起訴され、有罪判決が下った場合は7年〜15年の懲役が処されるという。


Lah氏によると、31日に被告は12歳の少女を強姦した罪で逮捕され、Nimeth Sothiramパゴダから追放、還俗させられたと付け加えた。


2日、Poipet市警察と共同捜査を行う警察官のPhun Pov氏によると、被告は3月頃〜パゴダの近くに位置する被害者の祖父宅をたびたび訪れていたという。


同氏は、被告と被害者の祖父が友人関係にあったことも明らかにした。被告は少女も共に暮らしていた祖父宅を訪れる際、少女に対し5ドル(約550円)〜10ドル(約1100円)を渡していたという。


Pov氏は、4月に被告は被害者に対して2台の携帯電話を購入したと述べた。


また、28日午後2時頃、被告は被害者が住む祖父宅を訪れた。その際、祖父やその他の親戚は家におらず、少女が一人だったため、被告は少女を押し倒し、性的暴行を加えたという。


同氏は「被告は強姦をした後、祖父や他の人に言わないよう口止め料として少女に7.5ドル(約825円)を渡した」と述べた。


30日午後2時頃、被告は祖父宅を訪れ、少女以外誰もいないことを確認し、再度性的暴行を加えたという。


被告が性的暴行を加えている際、祖父が帰宅し、今回の事件が発覚した。被害者の祖父は激怒し、被告を警察に通報すると脅したため、被告は現場から立ち去ったという。


被告は同日午後8時頃に祖父宅を訪れ、祖父に対し警察に通報しないよう懇願したという。


Pov氏は「被告は被害者の祖父に対し5万バーツ(約17万円)と1ヘクタールの土地を渡すため警察に通報しないよう要請した。しかし、少女の祖父は被告を信用せず、被告の行動は仏教の名誉や信頼を傷つけた上、死に値する行為のため、警察に通報し法的な処罰を与えるよう依頼した」と続けた。


また、31日、被告は逮捕された後、還俗させられたという。6月1日、被告は事情聴取のため裁判所に移送された。


現在、被告は勾留されているという。

 

出典:KHMER TIMES

 

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