カンボジア人女性、友人を殺害・遺体切断

カンボジア人女性、友人を殺害・遺体切断
2019年06月12日 00時00分 公開
カンボジア人女性、友人を殺害・遺体切断

<警察が容疑者に事情聴取を行う様子(Fresh News)>


10日、プノンペン軍警察は、6月3日にDaun Penh地区で友人を殺害し、遺体を切断したとして女を逮捕した。


Daun Penh地区軍警察のLy Savuth氏は、今回逮捕された容疑者をChey Chumneasコミューンに住む無職のTim Sophal容疑者(35)だと明らかにした。


同氏は、被害者をRussey Keo地区Tuol Sangkeコミューンに住むKim Yaneangさん(40)だと明らかにした。


Savuth氏によると、容疑者と被害者は友人関係にあり、Sophal容疑者がYaneangさんに6000ドル(約66万円)の借金があったという。


6月2日、Yaneangさんは借金回収のためSophal容疑者の自宅を訪れたが、その際、Sophal容疑者はお金を用意できていなかった。


6月3日午前9時、YaneangさんはSophal容疑者の自宅を再度訪れたが、その際もお金が用意できてなかったという。


Savuth氏はSophal容疑者が大きな棒状の鈍器でYaneangさんの首を殴り、Yaneangさんは気を失ったと明らかにした。


その後、容疑者は、小さなナイフでYaneangさんを複数回刺し、遺体を切断したという。切断した遺体はゴミ袋に入れ、王宮の前にある川へ投げ捨てたようだ。


Yaneangさんの娘のPich Sievmeyさん(17)は、Sophal容疑者のもとへ行ったきり母親が帰ってこないため、Daun Penh地区軍警察に相談していた。


9日午前10時、通行人が人の足のようなものが川に浮いているのを発見し、警察に通報した。


警察は、発見された足がYaneangさんの遺体の一部だと突き止め、午後8時頃、事情聴取のためにSophal容疑者を訪れた。


Savuth氏は「事情聴取でSophal容疑者が容疑を認めたため逮捕した。容疑者は借金返済が困難になったため、Yaneangさんを殺害した。Yaneangさんの首を大きな棒状の鈍器で殴り、ナイフで刺して、遺体を切断した」と述べた。


同氏は容疑者がその後、遺体を切断し、ゴミ袋につめ、川に投げ捨てたと話した。


容疑者は計画殺人罪で起訴され、有罪判決が下れば無期懲役に処される可能性もあるという。


現在まで、警察は遺体の手足しか発見できていないという。


11日、プノンペン軍警察のRath Sreang氏によると、容疑者は容疑を認めているが、現在も事情聴取が続けられているという。


同氏は「Sophal容疑者はすべての容疑を認めているが、詳しい事情聴取は続けられている。事情聴取が終わり次第、容疑者はプノンペン地方裁判所に移送される予定だ」と述べた。

 

出典:KHMER TIMES

 

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