プノンペン都知事、国会開幕に向け警備強化を指示

＜写真：Khmer Times＞

プノンペン都のKhuong Sreng知事は、21日〜22日に予定されている第7期国会の初会合と新政府の公式宣誓式に向けて、14地区の軍隊と関連当局に警備を強化するように指示した。

同会合と宣誓式は国民議会と王宮の両方で行われる予定である。

同知事は14日にプノンペン市庁舎で行われた会議で14地区の参加当局の警備活動を称賛し、全域の部隊と関連当局に治安と安全対策を強化するように要請した。

また、同知事は国会と王宮の管轄区当局に対して環境の衛生的な保全、社会秩序の維持、火災防止、参加者への厳重な警備を要請している。

プノンペン都のKeut Chhe副知事は就任式に関わる警備の軍隊や警察の数について、安全上の理由から公表は控えるとしているが、プノンペン全土には警察の特殊部隊が配置されており、特に重要なイベントの際には指導者の安全を確保する警備が提供されると強調した。

Leng Peng Long国会事務局長によると、21日午前8時にノロドム・シハモニ国王が議長を務める第7期国会が初会合を開く。

この開会式にはカンボジアの高官や外交官だけではなく、報道機関や市民機関の代表も招待されており、この場で各議員の職務権限を確認し、新しい立法府の始まりを正式に認証する予定である。

翌日22日の国会においては、国会議長、副議長、専門委員会の委員長、副委員長の選出が行われる予定であり、国会議員全員が新政権への信任を示すための投票が行われるという。

シハモニ国王は8月上旬に選出された125名の議員全員を、第7期国会初会合の開会式に招待したことが確認されている。
 

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