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<写真:Khmer Times>
カンボジア観光省によると、今年1月〜7月に同国は外国人観光客約303万7344人を迎え、2022年同期と比べて308%増加した。
同省のTop Sopheak国務長官によると、2022年に同国は約227万人の外国人観光客を受け入れていた。
2018年の外国人観光客数は620万人、2019年は660万人と順調であったが、新型コロナウイルスの影響で2020年は131万人、2021年は19万6495人と減少した。
しかし、2022年には227万人と復調の兆しを示している。
今年は外国人観光客500万人を目指しており、2025年には2019年の数値を超える700万人を見込むという。
Sopheak国務長官は「今年1月〜7月の外国人観光客はタイが最も多く、103万人の旅行者をカンボジアにもたらした」と観光統計を示した。
ベトナム人観光客は55万1156人、中国人は31万8498人、ラオス人は17万3886人であった。
さらに、アメリカ人が11万697人、韓国人が10万1728人、インドネシア人が7万2904人、フランス人が6万1344人、英国人が5万8829人、ロシア人が5万8693人として、主要な観光市場として名を連ねた。
アジア開発銀行による2023年7月のアジア開発見通し(ADO)では、カンボジアを含むアジア・太平洋地域の観光業回復が確認された。
同報告は観光業がGDPの5%以上を占める国を対象にしている。
ASEAN+3地域経済見通し(AREO)は、2023年と2024年のカンボジアのGDP成長が、観光とサービス部門の回復によって支えられると指摘する。
AMROのHoe Ee Khorチーフエコノミストは「カンボジア経済は緩やかな伸びを続けていたが、観光とサービスの回復により、この年の成長が期待されている」と述べている。
さらに、「サービス輸出、特に観光業は急速に回復の道を辿っている。2023年第1四半期に観光客数はパンデミック前の50%を超え、中国からの観光客増加がこの傾向を後押ししている」とも述べた。
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