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<写真:Khmer Times>
カンボジア国立銀行(NBC)は、リエルの需要と供給のバランスを調整するため、外国為替市場において5000万ドル(約73億7115万円)を売却することを発表した。
この措置はNBCがリエルと米ドルの為替レートの安定確保に向けて行う初の介入である。
NBCは6日から4回にわたり、銀行やマイクロファイナンス機関、両替商を対象にオークションを実施し、5000万ドル(約73億7115万円)を売却する。
この一連のオークションは、リエルの価値を上昇させ、外国為替市場でのリエル対米ドルの為替レートを安定させることを目的とするものである。
カンボジア銀行協会(ABC)のレイモンド・シア会長は、この介入がリエルの安定性を市場に示し、消費者の信頼を高める役割を果たすであろうと述べた。
一方、アクレダ銀行の頭取兼グループマネジングディレクターのイン・チャニー氏は、リエルが長らく安定していたものの、米ドルの需要が高まりつつある現状について言及し、NBCによる介入の必要性を強調した。
NBCは地域通貨に影響を及ぼす米ドル高に対抗するため、リエルの安定維持に向けた積極的な措置を取る姿勢を示しており、今後の市場動向が注目される。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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