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<写真:The Phnom Penh Post>
カンボジア国家道路安全委員会(NRSC)は、9月30日〜10月15日のカンバンとプチュンバン祭りの期間中、交通事故に注意するように呼びかけた。
9月30日に発表された同委員会の通達によると、交通事故は道路利用者にとって常に脅威であり、人命や負傷者、物的損害といった多くの悲劇的な損失をもたらしている。
祝祭日の前後では交通事故による犠牲者が増加することが多く、NRSCは自動車の運転手やバイク利用者に対して制限速度を守り、状況に応じて運転することで交通事故による犠牲者を減らす役割を果たすように呼びかけた。
また、スピード違反や市街地、不慣れな道路に伴うリスクの増大についても警告している。
NRSCによると、交通事故の主な原因はスピード違反である。
自動車の運転者と同乗者はシートベルトを着用する義務があり、バイクの運転手と同乗者はヘルメットを着用しなければならない。
アジア傷害予防基金(AIP)のカントリーディレクターであるKim Pagna氏によると、カンボジアではヘルメットを着用しない人や道路交通法に従わない人が多く、多くの人が自分の身を守ることを怠っている。
同氏は特にスピード違反、危険な追い越し、飲酒運転、ヘルメット不着用などに関する取り締まりの強化を求めるとともに、酒類会社に対して可能であればプチュンバン中の広告を減少させるように要請したいと述べた。
また、同氏は政府と民間企業双方のリーダーに対して、部下に交通ルール尊重を促すためのキャンペーンを組織するように要請している。
公共事業運輸省の報告書によると、今年1〜8月の交通事故件数は2126件で、死亡者は1015人、重傷者は1775人、軽傷者は1016人であった。
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