カンボジアの移民労働者は130万人超、日本には約2万人

＜写真：Khmer Times＞

カンボジア労働職業訓練省（MLVT）の報道官によると、2023年に同省は135万6616人のカンボジア人に対して海外での就労機会を提供した。

タイには女性50万8646人を含む126万2175人のカンボジア移民労働者が存在し、全移民労働者の93.3%を占めている。

残りの6.97%は韓国と日本、マレーシア、シンガポール、香港、サウジアラビアとなっている。

これらの国々では全ての労働者がそれぞれの国の労働法に基づく様々な福利厚生を受けており、賃金や社会保障を受け、家族に送金しているという。

韓国には女性1万2538人を含む5万970人、マレーシアには女性2万1359人を含む2万2262人、日本には女性9155人を含む2万56人のカンボジア人労働者がいる。

また、シンガポールには871人、香港には218人、サウジアラビアには64人の女性労働者が存在し、これらの国での移民労働者はすべて女性であり、主に家政婦として就業しているという。

カンボジア労働人権同盟（CENTRAL）によると、多くのカンボジア人が移民する理由は、国内の雇用機会が不足しているためである。

一部の人々は金銭的な借金を抱え、より高い給料を求めて海外で働くことになる。

これはカンボジアの最低賃金が他の国々より低いためであり、カンボジアの移民労働者は、年間平均29億ドル（約4159億6440万円）以上の送金を通じて国家経済を大きく後押ししている。

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