政府から1000ドルを受け取り可能、偽のSNS投稿に警戒

＜写真：Khmer Times＞

カンボジアで「政府から1000ドル（約14万7920円）の現金を受け取ることができる」という偽のFacebook投稿が現れ、情報公共世論調整全国委員会（NCIPOC）が警戒を呼びかけている。

同投稿は付随するリンクを訪問して登録を行えば、経済財政省を通じて現金を即座に受け取ることが可能としている。

NCIPOCは即座に同投稿が偽物であることを発表し、人々にソーシャルメディアで共有しないように呼びかけた。同投稿のリンクを訪れた場合、個人データが危険にさらされる可能性がある。

サイバー犯罪対策局によると、最近になって再びこの種のサイバー犯罪が増加している。

同局は地方レベルで働く職員のために、多くの研修コースを開設する予定であり、政府が問題に関する公衆の知識範囲を広げることを目指すという。

カンボジア青年評議会（YCC）によると、カンボジアの大半の人々はデジタルおよびソーシャルメディア技術についてあまり深い知識を持っていないため、一般市民に対する指導が依然として必要である。

また、YCCはカンボジアにソーシャルメディアの公共使用を制御する法律がないとして、政府にソーシャルメディア使用を規制する法律の迅速な制定と、市民への法律教育の実施を要請した。

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