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<写真:Khmer Times>
石破茂氏が自民党の新総裁に選出され、カンボジア人民党(CPP)の指導者であり、上院議長のフン・セン氏は、次期首相である石破氏に対し、日本とカンボジア関係の強化に楽観的な見方を示した。
9月28日に送られた祝辞の中で、フン・セン氏は、石破氏の指導の下で両国の長年にわたる協力関係がさらに発展する可能性が高いとの確信を表明した。
9月28日に送られた祝辞の中で、フン・セン氏は、石破氏の指導の下で両国の長年にわたる協力関係がさらに発展する可能性が高いとの確信を表明している。
フン・セン氏は書簡の中で「石破氏の指導の下で自民党はさらに強化され、日本の課題や障害を乗り越え、国民の利益のために繁栄することを確信している。我々の両国間の歴史的な親密な関係と協力は、相互尊重と信頼の精神の下で更なる発展を遂げ、地域の平和と繁栄を促進するために続いていく」と述べた。
さらにフン・セン氏は、石破氏が日本の首相として、両国間の全ての分野における協力と関係を一層強化することを確信していると強調した。
また、両国の利益のために、石破氏および自民党との緊密な連携を期待していると述べた。
フン・セン氏は、石破氏の自民党総裁選出に対して心からの祝意を表し、特に困難な時期における同氏の「特別なリーダーシップ能力」と国民への献身を称賛した。
さらに、両国の関係は相互尊重と信頼、そして平和と繁栄への共通のコミットメントに基づいており、今後もその関係が発展していくことを信じていると述べた。
カンボジア王立アカデミーの政策アナリストであるスーン・サム氏は、この祝辞が重要で意義深いものであると評価した。
サム氏は日本がカンボジアにとって長年重要なパートナーであり、さまざまな分野で支援を提供してきたことを指摘した。
サム氏は「日本は多くを語らず、実行する国である。カンボジアはほぼすべての分野で日本から助けられており、カンボジアも常にそれに応えてきた」と述べた。
また、同氏はカンボジアが中国に近すぎるとの指摘がある中で、日本やオーストラリア、韓国、米国など他の主要パートナーとの関係を強化する重要性を強調している。
同氏によると、カンボジアは日本との関係強化によって外交関係のバランスを取り、中国に依存し過ぎているという印象を払拭することが可能である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。