おすすめのプロモーション
<写真:Khmer Times>
プチュンバン祭期間中の交通事故による死傷者数が、2023年と比較して増加したことが報告された。
10月1日から3日にかけての3日間で30人が死亡し、50人が負傷した。前年同時期には58件の交通事故が発生し、22人が死亡、79人が負傷していた。
交通事故の件数自体は減少したが、死亡者数は増加した。
国家警察の報告によると、10月1日には全国で13件の交通事故が発生し、9人が死亡、22人が負傷している。
翌10月2日には15件の事故が発生し、17人が死亡、19人が負傷した。最終日の10月3日には6件の事故で4人が死亡、9人が負傷している。
事故の主な原因として、スピード超過や無謀な追い越し、その他のドライバーの過失が挙げられた。
シェムリアップ州交通局長のソム・ビラック少将によると、同州ではプチュンバン祭とその前後15日間で6件の交通事故が発生し、5人が死亡、21人が負傷した。
同少将によると、同州では事故件数が前年比で1件減少したが、交差点での譲り合いが依然として不十分であるため、事故の要因となる可能性がある。
また、同州の交通安全小委員会は、国道6号線沿いでヘルメットの配布や交通安全に関する啓発活動を実施し、ドライバーに対して交通ルールの遵守を呼びかけている。
アジア傷害予防プログラム(AIP)のカントリーディレクターであるキム・パグナ氏は、スピード違反や無謀な追い越しによる事故の増加に強い懸念を表明している。
同氏はカンボジアの隣国であるベトナムやタイが祝祭期間中に厳格な交通法の取り締まりを行っていることを指摘し、カンボジア政府にも同様の取り組みを求めた。
また、国道沿いでの監視カメラ設置によるスピード違反取り締まりの重要性を強調した。
パグナ氏は交通インフラの改善とともに、交通警察が透明性を持って法の厳格な執行を継続することが、交通事故の減少につながると述べている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。