プノンペン自殺の名所で飛び降り、母への悲しい最期の手紙

プノンペン自殺の名所で飛び降り、母への悲しい最期の手紙
2024年11月27日(水)00時00分 公開
プノンペン自殺の名所で飛び降り、母への悲しい最期の手紙

<写真:Khmer Times>

 

プノンペンの自殺多発地帯として知られるチュルイ・チョンバー橋で11月23日、24歳の男性が飛び降りる事件が発生した。

 

男性は食品配送の仕事に従事していたメイ・ラタナック氏であり、飛び降りる前に1時間以上も橋の端に立っていたと目撃者が証言している。

 

遺体は25日午後4時、コピチ地区の前方で発見された。家族らによる大規模な捜索活動の結果であった。

 

現場にはラタナック氏が残した遺書が発見され、その中に母親への謝罪と感謝の言葉がつづられていた。

 

遺書には「このような決断をしたこと、お母さんを世話する約束を果たせないこと、謝ります。あなたとの約束を守ることができなくてごめんなさい。私の最後の言葉。

 

私の体が見つかったら葬儀のためにお母さんに届けてほしい。最後に謝って、私のバイクも渡したいんだけど、いいかな?

 

それとお母さんに少しお金を(ありがとう、愛している)」といった内容が記されていた。

 

当局は事件に関連する調査を継続しているが、家族や友人への心理的ケアが求められている。

 

 

 

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