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<写真:Khmer Times>
カンボジアの裁判所は代理母として活動したとしてフィリピン人女性13人にそれぞれ懲役4年の判決を下した。
カンダル州裁判所が12月4日に発表した声明によると、判決は11月28日と29日に行われた裁判を経て、12月4日に言い渡された。
声明によれば、被告の女性たちは9月にカンダル州で逮捕され、国境を越えた人身売買未遂の罪で起訴された。
裁判所は判決のうち2年間を執行猶予とすることも決定した。
声明はまた、被告らが外国人顧客のために代理出産を行う意図を持ち、生まれた子供を第三者に売却し報酬を得る計画を立てていたという具体的な証拠が示されたと述べた。
裁判所はこれを「人身売買行為」と断じた。なお、生まれてくる子供たちの処遇については明らかにされていない。
さらに、フィリピン人女性たちのために清掃や調理を担当していたカンボジア人女性1人も、犯罪を警察に報告しなかった罪で懲役2か月1日の判決を受けた。
カンボジアは2016年11月に商業的代理出産を禁止しており、これを人身取引の一形態と位置づけている。
同国では2017年8月、商業的代理出産サービスを運営していたオーストラリア人看護師が懲役18か月の刑を宣告されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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