人身売買と性的搾取事件、24年上半期に104件摘発

＜写真：Khmer Times＞

国家人身売買対策委員会（NCCT）が9月14日に発表した報告書によると、カンボジアは人身売買と性的搾取に対する取り組みを強化しており、2024年上半期に104件の事案に対応した。

同報告書によれば上半期の104件のうち、22件が人身売買に関するもので、82件が性的搾取に関連していた。

同期間中、当局は134人の容疑者を逮捕しており、外国人4人も含まれていた。

また、当局は290人の被害者を救出し、そのうち241人が女性であった。

特に救出された被害者の46％にあたる134人が、18歳未満の未成年者であったことが同報告書で強調されている。

内務省の国務長官であり、NCCTの常任副委員長を務めるチョウ・ブン・エン氏は、人身売買事件の複雑さを指摘し、詐欺、労働紛争、不法就労、違法移民など、さまざまな犯罪活動と密接に関連していると述べた。

同氏は「王国政府は人権、尊厳、社会正義の尊重を促進するために、あらゆる形態の人身売買と性的搾取の根絶に最善を尽くす」と強調した。

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