人身売買関与のパキスタン人、懲役10年の実刑判決

人身売買関与のパキスタン人、懲役10年の実刑判決
2024年08月22日(木)00時00分 公開
人身売買関与のパキスタン人、懲役10年の実刑判決

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア・プノンペン地方裁判所20日、パキスタン国籍のサディク・アムジャド被告(41)に対し、2024年初めに同国出身の10人をカンボジアへ不法に連行し、違法な労働に従事させたとして、懲役10年の判決を言い渡した。

 

判決を下したのは、プノンペン地方裁判所のサル・サムナン判事であり、被告はプノンペンのルセイケオ地区ルセイケオコミューンに在住するパキスタン人実業家であるとされている。

 

サムナン判事は判決に際し「プノンペン地方裁判所は、サディク・アムジャド被告に対し懲役10年を言い渡すことを決定した」と述べた。

 

また、被告がこの判決に不服がある場合、法に基づき控訴審に上訴する権利があることも付け加えた。

 

アムジャド被告は、カンボジアの人身売買及び性的搾取の抑制に関する法律の第11条に基づき、越境移送のための不法な除去の罪で起訴された。

 

警察の報告によれば、アムジャド被告は1月17日にプノンペン内の人身売買および少年保護ユニットによって、ルセイケオ地区の賃貸住宅で逮捕されたという。

 

逮捕後、警察は被告が密かにパキスタンから連れてきたとされる10人のパキスタン国民を救出した。これらの被害者は後にカンボジア当局によって母国に送還された。

 

 

 

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