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<写真:Khmer Times>
カンボジアの首都プノンペンは推定人口240万人の都市でありながら、2024年には延べ1100万人以上の訪問者を迎えた。アジア有数の経済成長と観光業の拡大を背景に、前年から63%もの増加を見せた。
1月23日に開催されたプノンペン首都行政の年次活動報告会において、クオン・スレン市長は同市の急速な発展について説明した。2024年には新たに453の住宅団地、1877棟の5階建て以上の高層ビル、811の工場が建設された。
市当局は学校や医療サービス、建築規制、廃棄物管理などの都市サービスを強化し、住みやすい都市の実現に向けた取り組みを進めている。
プノンペンの人口は過去5年間で年平均3%の増加を続けており、10年前には200万人未満であった人口が現在では240万人に達している。
観光地としては依然としてアンコール・ワットやシェムリアップが主要な国際観光地であるが、プノンペンも観光ルートに組み込まれる機会が増加している。
2024年末の2日間だけでもプノンペンを訪れた観光客は約160万人に上り、そのうち155万人が国内観光客、約2万人が外国人観光客であった。
2035年までのプノンペン土地利用マスタープランによると、今後10年以内に首都の人口が600万人に達する可能性があると予測されている。
カンボジアの経済はアジアでも高い成長率を記録しており、2025年の経済成長は6.3%となる見込みである。一方、アジア開発銀行(ADB)は東南アジア地域全体の成長率を平均4.7%と予測している。
2024年のGDPは513.9億ドル、1人当たりGDPは2924ドルに達する見込みであり、政府の中期的な財政計画においても明らかにされている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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