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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジアの内務省サイバー犯罪対策局は、外国人観光客から不正に送金を受け取ったとして、QRコードを悪用した詐欺容疑で現地のトゥクトゥク運転手のカンボジア人男性S.Sを逮捕したと発表した。
被害総額は約7200ドル(約110万円)に上るとされている。
捜査は国家警察総署長サー・テット氏の指示のもとで実施され、銀行関係者との連携により10月3日に捜査が行われた。
翌4日朝、首都プノンペンで容疑者S.Sを拘束したという。
当局の調べによれば、容疑者は観光客に提示する決済用QRコードを不正に改ざんし、本来はカンボジア通貨リエル建てで支払われるべき運賃を米ドル建てで支払わせ、自身の口座へ送金させていた。
具体的には、運賃7200リエル(約0.7ドル)に対し誤って7200ドルが支払われるように改ざんしており、約4000倍に相当する不当利益を得ていたとされる。
当局は、QRコード決済において通貨単位や金額の確認を怠ると重大な損失につながる可能性があるとして、利用者に対して注意を呼びかけている。
容疑者は現在、刑事手続きのため拘留中である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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