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近年、BKK1エリアは、新しい住居がたくさん建ち並ぶエリアとなっている。
32階建てのコンドミニアムであるプラチナム・ベイは222戸を正式にオープンした。
5月末に建設が完了する予定だったが、購入した人々はすでに入居し始めているが、現在入居しているのはわずか10世帯だけである。
開発者であるタン・チェン投資会社は、コンドミニアムの総居住率についてコメントすることはなかった。
当初このプロジェクトが2013年に発表された際、プラチナム・ベイは2015年に完成する予定だった。
BKK1にオフィスを構えるフォーカス・プロパティのケク・ナリン社長は、新しいコンドミニアムやマンションが増加してきていることにより、この地区の賃貸料金が低迷していると述べた。
それにもかかわらず、総居住率から判断すると、BKK1はプノンペンの主な住居区の中ではもっとも高くランク付けされている。
居住率は90%を占めているという。
「コンドミニアムやマンションのオーナーは、家の供給が増え、厳しい競争になってきているため、まだ現在の価格を値引きしてはいないが、そこにはサービスやアメニティ料金も含まれている。」と同氏は語る。
ナリン氏によると、BKK1の高級マンションは1ベッドルームで月額1500ドル、2ベッドルームで2500ドル、3ベッドルームでは2500ドルから3500ドルかかるという。
センチュリー21のメコン・クレック・ソクニン社長は、BKK1は他の地域よりも居住率が高まっているが、開発者の観点からより深く考えていく必要があると語った。
投資家らは、主に外国人など海外市場をターゲットととする投資に変わりつつある。
しかし、地元市場で、低価格のコンドミニアムやマンションを提供する方がより大きな価値を見出していると述べる。
それでも地元住民は、新しい高層マンションと見比べても、自分たちの家に住み続けるべきだという考えが未だ根強く残っている。
カンボジアの人々で、今までの住み心地の良い家を離れ、コンドミニアムへ引っ越そうとする人はまだ少ない。
国民が教育を受け、この考えに賛同し引っ越すには、あと10年は必要だとソクニン氏は語る。
カンボジアのバリュアス・アンド・エステート・エージェント協会(CVEA)のキム・ハング会長は、もしBKK1エリアが現在、アパートの需要に欠け、コンドミニアムの売り上げが減少し続けるのであれば、プノンペンの他の地域では同じ条件で需要を満たすことはできないだろうとコメントした。
また、現在の気候だと、賃貸料金とビルの耐久性を認可できると付け加えた。
現在は何も問題ないが、コンドミニアムの将来は不明確だといえる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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