シアヌークビル空港への国際線増加に伴い観光客が急増

シアヌークビル空港への国際線増加に伴い観光客が急増
2017年07月13日 00時00分 公開
シアヌークビル空港への国際線増加に伴い観光客が急増

カンボジアにある3つの国際空港の航空交通量は、中国人観光客の増加とシアヌークビル空港への国際線の追加就航により上半期には23%増加したと、同空港運営会社の広報担当者は昨日述べた。
 
カンボジアの空港の通信責任者ケック・ノリンダ氏は、プノンペン、シェムリアップ、シアヌークビル空港の利用者は上半期に急増し、2016年同期と比べて23%増加し乗客総数は420万人に達したと発表した。
 
上半期のプノンペンとシェムリアップ空港の利用者数は、それぞれ20.3%、20.7%増加した。
 
同氏は、この大きな伸びが、中国人入国者数と同地域への他の国々からの訪問者数の増加をもたらしたと考えている。
 
「ASEAN諸国からの旅行者数増加は、航空業界における持続的成長の証である」と同氏は語る。
 
シアヌークビルの国際空港は、旅行客が前年比で221%増加し、今年の上半期に最大の成長を見せた。
 
この大きな成長は、過去数ヶ月間で沿岸都市への新しい国際線がいくつか追加で就航した後に顕著に表れ、国内だけでなくASEANの観光客にも人気が高まってきたようだとノリンダ氏は説明した。
 
「ASEAN諸国の旅行を好む中産階級の人々は、航空業界の成長をさらに促進させるだろう。カンボジアは、多様な観光地、ビジネスチャンス、効率的な空港システムなど、市場を獲得するための主要資産を持っている」
 
航空貨物輸送も2017年の最初の6ヶ月間で前年同期比34%増の堅調な伸びを記録したとノリンダ氏はコメントした。
 
これは、カンボジアの経済環境とプノンペン国際空港から運航する貨物運送業者数の増加が理由だと考えている。
 
観光省によると、今年前半の5ヶ月間に合計230万人の外国人観光客がカンボジアを訪問し、そのうち約61%の140万人が空港を利用したという。

http://www.phnompenhpost.com

今日のニュース一覧に戻る>>
[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
Line Banner

ホットニュース

Choose Classified categories