タイから麻薬を持ち運んだ疑いで2人の男を逮捕

タイから麻薬を持ち運んだ疑いで2人の男を逮捕
2017年05月09日 00時00分 公開
タイから麻薬を持ち運んだ疑いで2人の男を逮捕


昨日、ブラジルからカンボジアにおよそ5キロのコカインを持ち込んだ罪で、2人の外国人男性が刑務所に送検された。

 昨年8月にプノンペン国際空港の入国管理局が内務省抗薬物警察と協力し、ルーマニア出身のエイドリアン・カリン・バラディ(40)とナイジェリア人のチュクウエマカ・イブ(35)を逮捕した。

 プノンペン市民裁判所のイ・バンナク裁判官は、麻薬密売を否定したが、無実を確証するための証拠はなかったと述べた。

税関がバッグの内部に隠されている14袋のコカインを発見した後、バラディ氏は空港内で逮捕されたと、抗麻薬警察のメジャー・シン・ソファル氏は語った。

バラディ氏を取り調べた後、同日の夜、警察はプノンペンのシティセンターホテルでイブ氏を逮捕した。

イブ氏はタイを訪れた際、バラディ氏から薬を仕入れ、カンボジアに持ち運んだという。
警察は彼から麻薬を発見することはできなかった。

ソファル氏は、ブラジルの米国麻薬執行局は麻薬の運搬について、警察に警鐘を鳴らしていたと述べた。
警察は逮捕前日にその情報を受け取っていた。

2人の被告人は、麻薬密売人ではないと、判決は不公正だと裁判所に述べた。彼らは高等裁判所に上訴したいと語っている。

バラディ氏によると、この薬物はブラジル人の知らない男が保持していたという。

その男から旅費、食費、宿泊費を支払われ、プノンペンでイブ氏から1キロあたり5,000ユーロを支払うと約束されたようだ。「麻薬密売人ではない」と彼は主張している。

この仕事を受け入れた理由は、お金が必要だったからだ。

 イブ氏は麻薬密売人ではなく、お金のために働いたという。

 彼は、バンコクにいるジェームズというナイジェリア人の友人から、プノンペンにいる人に荷物を運べば10,000バーツ(約300ドル)を支払ってもらえると言われたという。
それはカンボジアに行くためだったという。

荷物が薬であることを知らなかったと主張した。

 彼はバラディ氏に電話をかけ、シティセンターホテルで荷物を渡すように言われた後、逮捕された。

 バンナク氏は、ジェームズというナイジェリア人の男について、裁判所が本人の身元や居場所を確立できなかったため、起訴できていないと述べた。


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