中国、アンコール遺跡周辺の観光開発計画を表明

中国、アンコール遺跡周辺の観光開発計画を表明
2017年07月16日 00時00分 公開
中国、アンコール遺跡周辺の観光開発計画を表明

中国は、有名なアンコール遺跡公園があるシェムリアップ州の広範囲にわたる観光開発計画を立て、カンボジアを支援する計画を明らかにした。
 
中国観光局のシャン・シロン副長官は、木曜日に行われたカンボジア観光省のタオン・コン大臣との会談で、中国政府は観光関係者と協力して計画を立てるために、専門家をカンボジアに送ると述べた。
 
「中国は世界遺産に取り組んできた経験が豊富なため、中国の観光専門家はカンボジア観光省の関係者と協力していく予定だ」とシャン氏は語る。
 
コン氏は、アンコール寺院とその周辺における観光開発が「クリーン&グリーン」の基本ルールに従って進められる必要があると述べた。
 
同省は、この計画は、毎年のアンコール遺跡公園への観光客増加に対応していると語った。
 
中国は、自国において観光業界を業界標準に引き上げ、発展させた経験をカンボジアにも共有しようとしているだとシャン氏は述べる。
 
カンボジアの観光を支援するこの計画は、カンボジア政府が2020年までに700万人の観光客を迎えることを目標とし、策定された。
 
また、2017年までに100万人、2020年までには200万人の中国人観光客を目標としている。
 
水曜日にプノンペンで開催され、カンボジアの観光客を誘致することを目的とした「ビューティーチャイナ」キャンペーンでの演説でコン氏は、「中国人はカンボジア最大の観光客である」と語った。
 
今年の最初の5ヶ月間で、44万人の中国人観光客がカンボジアを訪れ、昨年同期間と比べ35%増加したという。昨年カンボジアには、およそ90万人の中国人観光客が訪れた。
 
コン氏は、中国が支援する新シルクロード構想の下で、アジア地域のカンボジアを含む既存のシルクロードに沿った国々での観光開発を強化することがより必要とされるだろうと述べた。
 
アンコール遺跡公園は、2017年の上半期には120万人以上の外国人観光客があり、入場券販売で5200万ドルの売り上げを記録した
 
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