政府、カンボジア救国党復帰を求める団体をイスラム国と同類だと警告

政府、カンボジア救国党復帰を求める団体をイスラム国と同類だと警告
2018年02月07日 00時00分 公開
政府、カンボジア救国党復帰を求める団体をイスラム国と同類だと警告


昨日、ソー・ケン副首相は政府がカンボジア国家救助運動(CNRM)に対して法的措置を検討していることを明らかにし、これらの行為はテロリストグループのイスラム国(ISIS)と同類であると警告した。

カンボジア救国党(CNRP)のサム・ランシー元代表は先月、アメリカのカリフォルニアでCNRMを開始し、解散したCNRPが今後の選挙に参加できるよう活動を行なっていた。

また同氏は、この運動によって逮捕されたCNRPのケム・ソカ元党首と他の政治犯を解放する狙いがある。

ソー・ケン氏は、CNRMとISISを比較し、関係者に対し運動の目的を研究・調査し誰がその背後にいるのか、そして資金源を調査するよう命じた。

同氏は、「彼らがISISのような組織になることに注意してほしい。我々は、彼らの組織を違法なものとして認識している。」と語った。



ソー・ケン氏はまた、政府がCNRPを解散すると決めた理由を説明し、CNRPが政府を倒すために色の革命を率いたのだと述べた。

「彼らは権力を得ようとしたが選挙には勝てなかった。」

「我々は、憲法を侵害し民主主義に反するCNRPを解散させたのだ。」

ソー・ケン氏は野党復帰に賛意を抱き、またカンボジアは一党独裁体制となったという一般大衆の意見を排除した。

「これは根拠なき非難である。」

「彼らが非難していることは真実ではない。まず一つ目に、我々は憲法が複数政党制の民主主義を規定していることを証明することができるのだ。二つ目にカンボジアには約30の政党が存在する。そして三つ目に、遅れることなくスケジュール通り行われるあらゆる選挙の仕組みがあるのだ。」

http://www.khmertimeskh.com/



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