配車アプリ「Grab」がカンボジアに参入か

配車アプリ「Grab」がカンボジアに参入か
2017年09月26日 00時00分 公開
配車アプリ「Grab」がカンボジアに参入か
 
東南アジア最大の配車アプリケーションプラットフォームであるGrabは、カンボジアで運営を開始する姿勢を示しており、国際的な大企業であるUberや、いくつかの地元で確立しているプラットフォームとの激しい競争に直面する可能性がある。
 
シンガポールに本拠を置くGrabは昨日、プノンペンで運転手募集イベントを開催し、同企業のウェブサイト上に運営を開始した8カ国の1つとしてカンボジアを掲載した。
 
また、スマートフォンのアプリケーションを更新し、アプリケーションのマップ上にカンボジアの首都プノンペンの数百の位置情報を追加した。
 
これらの動向が明らかとなっている一方、Grab社の広報担当者は昨日、同社のGrabアプリはまだカンボジアでは利用できないと電子メールで通達した。
 
Grab社の通信マネージャーであるナッチャナン・ヴァニクチャナント氏は、「カンボジアではまだGrabを開始していない。我々はまだ市場を調査しており、地方自治体の規制と法令遵守の要件について、公共事業・運輸省からの助言を求めている。」と述べた。
 
公共事業・運輸省のFacebookページの投稿によると、月曜日、Grabのタイ担当者であるイー・ウェー・タン氏は、許認可手続きについて議論するため、運輸大臣のスン・チャントール氏と面会したという。
 
大臣は、Grabがカンボジア市場に参入することを歓迎したが、配車サービスは「カンボジアの法律に厳密に従って運営される」ことを要求し、同社に対し、許認可手続きに関する省庁と協力するよう要請した。
 
3ヶ月前にプノンペンでスマートフォンアプリの試用を開始したUberだけでなく、安価な交通手段でカンボジア市場を圧倒させたExnet Taxi Cambodia、iTsumo、PassAppなどのローカルプラットフォームなど、Grabはカンボジアのますます競争の激しい市場に直面するだろう。
 
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