銃の密輸を取り締まり強化へ

銃の密輸を取り締まり強化へ
2018年04月30日 00時00分 公開
銃の密輸を取り締まり強化へ


26日、ソー・ケーン内務大臣は、全ての関係当局に銃の密輸の取り締まり強化を呼びかけた。カンボジア政府は特にカンボジアとタイ間の密輸ルートは根絶したい考えだ。

ソー・ケーン大臣はクラチエ州で開かれたセレモニーで「昨年は武器の規制を全然してこなかったが、今年は国境での銃の密輸の規制を強化する。密輸の首謀者は特に厳しく取り締まるつもりだ。これまでは銃の密輸を発見しても逮捕しないことが多々あった。カンボジアでは銃の密輸に反発する声はないが、タイ南部では毎日反対運動が起きている」と話した。

内務省の報告によると、昨年カンボジアの銃を取り締まる警察当局は合計490丁の銃を押収し、19人を逮捕したという。摘発された事件は2件だ。

銃の取り締まり当局の広報担当者のTheam Bunseng氏は「我々は銃の密輸の取り締まりに全力を注ぐ。密輸を裏で指示している組織を摘発しなくてはならない。先日、タイのメディアはタイ国籍の男らが銃の密輸で逮捕されたと報じた。容疑者はココン州からタイへの国境で密輸をしていたところを発見された。報道によると4月10日にタイ警察が24丁のM16自動小銃を押収したという。我々はタイ警察とも協力して銃の密輸を根絶するつもりだ」と語った。

昨年タイとの国境付近のサケーオ県で銃が大量に押収された。この事件ではカンボジア人3人が逮捕されたという。

出典:KHMELTIMES

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