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24日のカンボジア保健省の発表によれば、近々、カンボジア国内の公共の場で喫煙すると罰金が科されるようになるという。公共の場とはレストランやホテルなどのことだ。
24日、保健省のIng Phirun事務総長やたばこ管理機関(Tobacco Products Control Commission)の副議長は声明の中で「5月31日は世界禁煙デーだ。世界禁煙デーに伴い、禁煙地域でルールに違反して喫煙した者には罰金を科すようにする」と話した。
また同声明によれば、レストランやホテルを含む禁煙とされている公共の場でルールに違反した者には1回発見されれば5ドル、さらにホテルやレストランでルールに違反すれば、喫煙を注意しなかった店のオーナーたちにも罰金が科されることになるという。
27日、保健省のPhirun事務総長はこれ以上のコメントを控えた。
カンボジア政府の禁煙を推進する動きは2016年より始まっており、目的は国民の健康促進だという。
禁煙地域となっている場所はレストラン、会社のオフィス、公的機関、病院、学校、公園などだ。
コンポントム州のKampong Thmor Thmor Daゲストハウスのオーナーは保健省の施策に賛同し、「喫煙は人に健康的に悪影響を及ぼすため、今回の保健省の施策には賛意を表したい。私もゲストハウスの中に、利用者が目に見える位置に禁煙であることを知らせる紙を貼り付けるつもりだ。利用者が禁煙を求められて激怒することを恐れてはいない。私のゲストハウスは利用者にとって、清潔で無臭な過ごしやすい空間であり続けたいのだ」と話した。
保健省のPhirun事務総長によれば、カンボジア国内の喫煙者は約160万人にまで減少したという。しかし、依然として多くの国民は喫煙によって罹患した病気の治療に多額のお金をかけているという。また、カンボジア国民は1年間で約2億ドル(約220億円)をたばこの購入に使っているという報告もなされている。
他に、約1.6億ドル(約176億円)が喫煙によって罹患した病気の治療に充てられているという。
出典:KhmerTimes
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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