プノンペンで首を引き裂かれ男性1人死亡、被害者はバイク窃盗に抵抗か

プノンペンで首を引き裂かれ男性1人死亡、被害者はバイク窃盗に抵抗か
2018年07月18日 00時00分 公開
プノンペンで首を引き裂かれ男性1人死亡、被害者はバイク窃盗に抵抗か


17日、プノンペンChbar Ampov地区で、26歳の男性が5人の若者に首を刃物で引き裂かれ殺害された。

Prek Thmey自治体のVann Sothea警察署長は被害者をカンダル州に住む建設労働者のPo Vuthyさんだと特定した。

今回の事件現場を目撃した村人によると、被害者は薬物中毒の若者がたむろしている道路をバイクで押して歩いていたという。被害者はその時バイクのガソリンを切らしており、給油できる場所を探していた。

事件の目撃者は「被害者がバイクを押していると、刃物を持った5人の薬物中毒の若者が被害者を囲みバイクを盗もうとした。被害者はバイクを盗まれないように力づくで抵抗したが、一人の暴力団員の若者が刃物で被害者の首筋を何度も引き裂いた」と述べた。

また、目撃者は「被害者の首筋を繰り返し引き裂いた後、容疑者は被害者のバイクを盗もうとしたが、ガソリンが切れていることに気づき放置して逃走した」と続けた。

事件現場に集まった村人は被害者を病院へ搬送するため、警察に通報したが、被害者は病院へ搬送中の救急車で亡くなった。

被害者の遺体はカンダル州で葬儀を行うために遺族に引き渡された。

Chbar Ampov地区のMao Soeuth警察署長は、容疑者はまだ特定できておらず、現在、捜索中だと話した。また、同警察署長は、容疑者を逮捕し処罰をするため捜査に全力を挙げていると語った。

出典:KhmerTimes

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