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8日、フン・セン首相は、法的機関と現国王に確認をとり、総選挙後の新政権を来月上旬に樹立することになったと述べた。
首相は、コンポンスプー州Chbar Mon市で1万8000人の衣服製造工場に勤める労働者を前に演説を行い、首相が選挙管理委員会の憲法評議会と話し合って、またノロドム・シハモニ現国王に国民議会の開催を9月19日から9月5日に早めることの承諾を得たと話した。
首相は「全ての国民に告げたい。私は7日、国王と会談し、国民議会開催日、また新政権樹立の日程も変更を依頼した」と述べた。
国王は9月5日に開かれる国民議会で司会を務める予定だという。
また、首相は「国民議会は9月5日に行われ、議員たちは同日夜に就任宣誓を行う予定だ。国民議会の代表は9月6日に選ばれ、また新政府体制も同日に樹立される。各大臣間での評議会は9月7日の午前中に開かれる。日程は既に明確に定められている」と続けた。
6日、フン・セン首相は新政府体制を可能な限り早く樹立させたいと話していた。これは首相がカンボジア王国の新体制代表として今年の国連総会に出席したいためだという。カンボジアは国連総会で副議長を務める予定だ。
選挙管理委員会が発表した暫定選挙結果によると、与党CPPの得票数は約480万票で、野党2党のフンシンペック(Funcinpec)党の得票数が37万3526票、民主連盟党(LDP=League for Democracy Party)の得票数が30万8292人だったという。
与党独自の集計結果によると、CPPが有効票の77.36%を得票し、その結果全125議席を獲得する見通しが強いという。
選挙管理委員会は暫定選挙結果を8月11日に改めて公表する予定だ。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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