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9月、プノンペンとシェムリアップで観光ビジネスフェアが開催される。今回のフェアは地元企業と外資企業双方が連携をとるためのプラットフォームとして機能し、双方の関係強化に繋がることが期待されている。
カンボジア太平洋アジア旅行業協会のThourn Sinan会長は、クメール・タイムズ(Khmer Times) に対し、観光ビジネスフェアはこれまでに開催されておらず、今回の開催が初回であるとコメントしたという。
同氏は今回のフェアには約70社が参加する予定だと話している。そのうち、少なくとも49社はASEAN諸国の企業であり、約10社はバングラデシュの企業だそうだ。
また、同氏は今回のフェアではホスピタリティ業界関係者と利用者、さらに観光業界関係者が意見交換をし、ネットワークを広げることができると期待を寄せている。
さらに「カンボジア国内の観光業の発展は著しく、同じ業界の企業同士が気軽に直接会って話す機会を設けるのが難しくなってきた。こういった背景もあり、今回のフェアは需要が非常に高いと考えられる」と付け加える。
今回のフェアにはホテル、カフェ、ツアーオペレーター、エコツーリズム団体、IT企業、病院、観光ガイド協会など多岐にわたる様々な業態の企業が参加する予定だ。
Sinan会長は、このフェアの目的の一つは、特にカンボジアの閑散期に観光客を増やすことだと話している。
同氏は「カンボジアの観光業界は4月から9月にかけては閑散期であり、あまり多くの観光客の誘致が見込めない。このような理由からフェアを9月に開催することが決定された」と開催時期決定の背景を明かした。
Sinan会長は今回のフェアが成功すればカンボジア国内のほかの都市でも開催される可能性があることを示唆した。
同氏は「今年は観光ビジネスフェアがプノンペンで1回、シェムリアップで1回ずつ開催される。来年は、両都市に2回ずつ、計4つの観光ビジネスフェアの開催を計画している。国内企業から支援が得られれば、バタンバン(Battambang)や沿岸部、東部地方でもフェアを開催するつもりだ」と今後の展望も語っている。
観光省によると、上半期に約300万人の国際観光客がカンボジアを訪問し、観光客の13%がハイキングをした。大臣は、カンボジアは2018年には620万人の外国人観光客を迎えると予測しており、これは昨年から12%の増加となると語った。
観光省によると、l今年上半期には前年同時期比13%増の約300万人の外国人観光客がカンボジアを訪れた。大臣は、カンボジアは2018年には前年に比べ12%増加の620万人の外国人観光客を迎えると予測している。
この観光ビジネスフェアは9月3日にシェムリアップ、5日にプノンペンで開催される。このフェアは太平洋アジア観光協会のカンボジア支部とカンボジア観光連盟が主催しているものだ。
出典:KHMER TIMES
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