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プノンペン警察はプノンペン市内でバイクや自動車の窃盗を繰り返していた凶悪な暴力団のメンバー6人を逮捕した。
5日、容疑者は国家警察による記者会見で公に姿を現した。警察によると、盗まれた6台のバイクや7台の自動車は押収したが、その他盗まれた多くの乗り物は見つかっていないという。
プノンペン警察軽犯罪部門のBun Satya代表は逮捕した暴力団員をLim Leng Bunra容疑者(31)、Lun Rambo容疑者(32)、Path Sody容疑者(23)、Kim Sotharith容疑者(31)、Som Narong容疑者(33)、Keo Netra容疑者(29)だと明らかにした。
Narong容疑者とNetra容疑者は他の容疑者4人が盗んだものを買い取ったという。
Satya氏は、警察は数ヶ月間容疑者をRussey Keo地区にある自宅で見張っていたと述べた。
同氏は「我々は容疑者が盗んだ7台の自動車と6台のバイクを押収した。先に容疑者1人を、その後に5人を逮捕した。国民は窃盗犯を警戒してバイクや自動車を自宅の中にとめてほしい」と語った。
「窃盗犯はたいてい被害者が油断しているすきを狙っている。今回明らかになった犯行は全て住人が寝ている深夜2時〜4時の間に行われた」と続けた。
容疑者が窃盗の際に使用していた道具は押収されている。警察が容疑者に犯行の様子を説明させたところ、犯行はわずか数分で行われたとみられている。
今回逮捕された容疑者の中には逮捕歴のある者もいたという。
Satya氏は「今回の容疑者の逮捕は容易ではなかった。中には過去に薬物犯罪の前科のある者もおり、彼らは自動車やバイクの窃盗のすべを熟知していたためだ」と語った。
「窃盗のすべとはバイクや自動車を盗む前に犯行予定現場を視察することだ。ただ、不審に思われないように敷地内には侵入していなかった」と続けた。
容疑者が犯行を行う際に仲間が現場を道端から監視していたという。
ときに容疑者はカンボジア王国軍(RCAF)の偽ナンバープレートの乗り物で犯行現場に向かっていた。
容疑者は記者会見の後にプノンペン裁判所に移送される予定だ。
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