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フン・セン首相はカンボジア国内におけるHIVとAIDS蔓延防止に向け国民に協力を呼びかけた。
12日、首相は、コンポンスプー州で23の工場で働く合計1万7600人以上の労働者に対してHIVとAIDS蔓延防止のために国民全員が協力しなければならないと演説を行なった。
「同性愛者、LGBT間におけるHIVとAIDSの感染率は最も高くなっている。LGBTの人々には感染に十分注意してほしいが、感染率の高さゆえに差別が行われてはならない」と語った。
「我々はカンボジア国内のおけるHIVとAIDSの感染者数を0にすることを目標に掲げている」と続けた。
首相は、国民全員は自由にパートナーを選ぶ権利があるが、性病の感染防止には努めてほしいと述べた。
「国家AIDS当局(NAA=National AIDS Authority)は例年水祭り期間に、AIDSの感染を防ぐために国民に無料で避妊具を配布している」と語った。
世界AIDSデーである12月1日、NAAのIeng Mouly議長はカンボジア政府は2025年までにAIDSを国内で撲滅することを目標としていると述べた。
同氏によると、国際連合(UN=United Nations)はAIDSの感染、AIDSによる差別、死者の撲滅を目標に掲げているという。
NAAのデータによると、現在、カンボジア国内に約6万7000人もAIDS感染者がいるという。感染者のほとんどはエイズ医療財団からの治療を受けている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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