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<11月、2つの州で100人以上の学生が失神した(写真提供:Fresh News)>
カンダル州の保健当局によると、最近学生の間で多発する一連の気絶の主な原因はスタミナ不足やカルシウム不足だという。
12月16日、Koh Thom区警察のColonel Sim Kheang長官は、Koh Thom高校で学生30人が12月14日(金)に集団失神し、12月15日(土)にも28人以上が集団失神したと明らかにした。
同長官によると、12月14日(金)と12月15日(土)に学生らは区の病院に搬送され、快方に向かっているという。
「失神の原因はスタミナ不足とカルシウム不足だ。今では体調も回復し、退院した生徒もいる」と同長官は語った。
12月16日(日)、カンダル州保健部門のKouy Bun Thoeun部長によると、食中毒は失神の原因ではないという。また、カルシウム不足や集団ヒステリーが生徒らが失神した主な原因だと付け加えた。
「医師が失神した学生の血液を検査したことで、カルシウムが不足していることが明らかになった。医師が治療を行い、現在は退院している」と同部長は述べた。
同日、Koh Thom高校のBun Sok Ang副校長によると、保護者の多くが子供の気絶は精神的なものによって発生したと疑っている。副校長は睡眠不足が原因の生徒もいたと述べた。
同高校はわずかな望みにかけて12月18日(火)に僧侶を呼んだと副校長は語った。
「よく眠れない生徒もいた。12月18日(火)に僧侶が祈りを捧げることで、生徒らはパニックにならず、何事にも恐れなくなると信じている」と副校長はコメントした。
先週、バタンバン州のThamar Koul高校で約100人の生徒が気絶し、生徒や教師に対して食品を安全に取り扱う方法に関して教育するよう指導があったという。
Thamar Koul高校の学生らは十分な休息ができていなかっただけでなく、食事も満足に取っていなかったことでカルシウムが不足していた。また、学生らは集団ヒステリーの影響を受けやすかったと保健当局は述べた。
出典:KhmerTimes
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