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<Calmette病院で治療を受ける火傷した負傷者ら>
19日(水)、コンポンスプー州Odong区にあるGolden Rice工場で発生した火災で2人が死亡、4人が負傷したことが確認されていたが、今回さらにもう1人死亡したことが明らかになった。
20日、同州の労働部長であるChoek Borin氏によると、工場の報告では、負傷した1人の従業員は治療のためにベトナムの病院に搬送されたが、20日の午前10時頃に死亡が確認されたという。
「3人の負傷者がベトナムの病院に搬送されたが、1人は到着後すぐに息を引き取った。2人はCalmette病院の救急病棟で現在も治療を受けている」と同氏は語った。
同氏は、20日に死亡した従業員をKruy Sinuonさん、ベトナムの病院で治療を受けている従業員をSun SovannaraさんとSou Teavさんだと明らかにした。また、Calmette病院で死亡した従業員はDy Rachさんだという。
同氏によると、19日に発生した火災によって負傷した4人の負傷者はCalmette病院に搬送されたが、3人は重症だったためベトナムの病院に搬送され、治療を受けているという。
また同氏は、Vey Samnang知事がカンボジア赤十字社に対して死傷者の家族に食料や資金を提供し、葬儀の手配を支援するよう要求したと述べた。
同氏によると、今回の火災による死傷者には国家社会保険基金が給付され、死亡した3人の家族にはそれぞれ1000ドル(約11万円)が給付されるという。
20日(水)、火災で死亡した2人の従業員はEng ChanthyさんとYoeu Yatさんと判明した。
「また、国家社会保険基金は負傷した従業員の治療費にあてられる。工場にはまだ負傷した従業員がおり、全ての負傷者の家族に補償金を支給する予定だ」と同氏はコメントした。
さらに警察によると、今回の火災は従業員が行なっていた溶接作業で発生した火花が原因だという。
2010年5月10日に正式に稼働したGolden Rice工場の職員は、20日に火災に関するコメントを控えた。
同日、労働省による報道発表で、工場の火災によって3人の命が奪われたと述べたという。
また、報道の中で「労働省は死亡した従業員の家族に哀悼の意を表し、負傷した従業員が早期に回復することを望んでいる」と発表した。
出典:KhmerTimes
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