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14日、フン・セン首相はEUがカンボジアに経済制裁を続けることに対して、これ以上経済制裁を続けると野党が解党の危機に陥りかねないと述べた。
14日、フン・セン首相はプノンペンで開かれた環状道路の着工セレモニーに出席し、「現在、EUがカンボジアに対して行なっている経済制裁は野党にのみ甚大な被害を及ぼしている。ただ、カンボジアは複数政党制の民主主義国家だ」と語った。
首相は、元最大野党のカンボジア救国党(CNRP=Cambodia National Rescue Party)は今はないものの、カンボジアには20の政党が存在し、昨年の総選挙にて公正に各政党へ投票が行われたと話した。
2017年、CNRPは党首のケム・ソカー氏が米国と共謀して政府転覆を図った疑いで逮捕された後、最高裁判所に解党を命じられた。また、元CNRP党員118人は政治活動を5年間停止するように命じられたという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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