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16日、労働省は声明を発表し、カンボジア国内にある縫製工場と履物製造工場のうち80%以上の工場が労働者への給与月2回払いを行なっていることが明らかになった。
声明によると、労働省が調査を行なった結果、今月初旬から16日までのあいだ縫製工場と履物製造工場のうち81%が月2回払いを遵守しているという。
「これまで工場は、様々な手当金や残業代などのボーナス金を計算する必要があったために、毎月1日から7日までの間に給与を支払っていた」と声明で述べられている。そして今月、月2回払いの給与支払いが実施されたという。
「労働省が確認したところ、国内にある約50%の縫製工場と履物製造工場は今月1回目の給与支払いを1月19日までに行い、2回目の支払いを2月1日から7日までの間に行うとみられている」と続けられている。
約25%の工場は1回目の支払いを1月16日、2回目の支払いを2月1日に行うという。
また、1回目の支払いを1月25日、2回目の支払いを2月10日に行う工場もあるという。
「給与の支払いスケジュールを守れていない工場も見受けられる。支払いの遅れている工場は労働省がチェックしており、もし規則を遵守しなければ工場は罰金を科されることになる」と声明で述べられた。
17日、National Trade Unions CoalitionのFar Saly代表は労働省の発表を受け入れることができないと話した。
同代表は「80%の工場が給与を月2回払いしているとは考えがたい。多くの工場は12月分の給与を1月2週目に支払ったばかりで、その後すぐに1月分の1回目の支払いができるとは考えにくい」と語った。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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