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13日、カンボジアサッカー連盟(Football Federation of Cambodia)はソーシャルメディア上で公開された写真の中で、プノンペン北部で建設工事が行われているMorodok Techoナショナルスタジアムの進捗状況を公表した。
2019年1月、国家オリンピック委員会のThong Khon委員長は中国商務部のWang Chunxian代表とともに、中国の援助で建設されている同スタジアムの座席の設置が完了したと明らかにした。
スタジアムは16ヶ月間工事を行なっており、中国人エンジニア340人とカンボジア人労働者と技術者240人が工事に従事している。1月現在で40%完成しており、2020年までに完成が予定されているという。
今回のスタジアムは中国による1億6000万ドル(約200億円)の援助で建設され、カンボジア政府がスポーツの促進に前向きな姿勢であることを示す記念碑となる見込みだ。
同スタジアムはプノンペン郊外の北部に位置しており、2023年にプノンペンで行われる東南アジア競技大会に向けて建設されているという。工事の第一段階は昨年4月に完了し、またその他いくつかの部分もここ5年間の工事で完了している。スイミングプールやスポーツセンターもすでに建設されている。
国家オリンピック委員会は2020年か2021年までのスタジアム建設工事の完了を見込んでいる。スタジアムを含むスポーツ複合施設には10万人、メインスタジアムには約7万5000人が収容可能だという。
今回のスポーツ複合施設の建設工事は2013年4月に、Russei Keo地区の国道5号線付近に着工した。同複合施設の完成は、東南アジア競技大会における国際基準にまでカンボジアを高めるために重要となるとみられている。メインスタジアムの建設工事は2017年8月に着工した。
長年の話し合いの末、カンボジアは2023年に行われる東南アジア競技大会を主催することが決定した。同大会は東南アジア地域における最も重要なスポーツの祭典だという。カンボジアは同大会を主催するために4億ドル(約440億円)を投資する予定だ。
1963年、タイとのプレアヴィヒア寺院を巡る政治的な問題の影響で同大会のカンボジア開催が取り消しとなっている。プノンペンで開催される東南アジア競技大会は、次回のカンボジア総選挙の開催年と同じ2023年に行われる予定だ。
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