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<カンボジアのフラッグ・キャリアであるアンコール航空はダナンを結ぶ直行便を就航させる予定だ(カンボジア・アンコール航空より)>
13日、カンボジアとベトナムは、プノンペンーベトナム中部・ダナン間の直行便を就航させることに同意したという。
ベトナム民間航空局とカンボジア民間航空庁(SSCA)はカンボジア・アンコール航空が運航するプノンペンーダナン間の直行便に関する協定に署名した。
13日、カンボジア民間航空庁広報担当のChea Oun氏はコメントを控えた。
同日、カンボジア旅行代理店協会(CATA)のChhay Sivlin会長はKhmer Timesの取材に対し、今回承認されたプノンペンーダナン間の路線によりカンボジアを訪れるベトナム人観光客数が急増し、ベトナムがカンボジアの観光業界にとって重要な市場になるだろうと述べた。
同会長は「新たな路線によって、ダナンの外国人観光客が直行便でプノンペンに行きやすくなるなどカンボジアは多くの恩恵を受けるだろう」と述べ、カンボジアを訪れるベトナム人観光客数も増加するだろうと続けた。
また、同会長は国際線の路線数が増加することで、政府の掲げる2030年までに観光客数1500万人達成という目標に近づくと述べた。
観光省によると、2019年1月〜4月、前年同期比1.2%増の26万人のベトナム人観光客がカンボジアを訪れたという。
1月〜4月、ベトナムはカンボジアの観光業界にとって中国に続き2番目に大きな市場だったという。
2019年初めに開催されたベトナム航空の授賞式で、Thong Khon観光大臣は、ベトナム航空がプノンペンやシェムリアップ、沿岸部などカンボジアを結ぶ直行便を増加することを期待していると述べた。
同観光大臣によると、カンボジアは2020年までにベトナム人観光客数100万人を目指しているという。現在、毎年約90万人のベトナム人観光客がカンボジアを訪れている。
また、同観光大臣はカンボジアを訪れるベトナム人観光客のうち15%が空路を選ぶ傾向にあると明らかにした。
両国間の貿易額は、2018年に前年比23.3%増の46億ドル(約5060億円)まで達した。両国政府は2020年までに貿易額を50億ドル(約5500億円)まで増加させることを目指している。
観光省広報担当のTop Sokpheak氏によると、カンボジアを結ぶ国際線の増加は政府にとって最も優先順位が高いという。
同氏は「直行便が増加することにより、観光客は他の国で乗り継ぎをする必要がなくなり、時間とお金を節約することができる」と述べた。
出典:KHMER TIMES
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