Viet Nam
Myanmar
＜5年間の政治活動禁止となったNuth Pich被告（写真提供：CEN）＞
17日、カンポット州警察は、裁判所の命令に反し政治活動に積極的に関与し続けていた元CNRP地区職員を逮捕した。
同州警察署長の Mao Chanmathurith少将は18日、同署職員が州裁判所の令状に従い、Chhuk地区のBoeng Nimol自治区でNuth Pich被告（63）を逮捕したと述べた。
5月8日、裁判所は最高裁からの政治活動禁止命令に違反して、司法判断への不信と重犯罪の扇動をしているとしてPich被告を起訴していた。
5月17日、被告人は公判前勾留身が行われず、身を隠していたため裁判所は被告人に対する逮捕状を発行していた。
「8月17日午後、被告の目撃情報を受け、被告の自宅の近くで逮捕した。被告は同日中に刑務所に移送された」とChanmathurit少将は語った。
「被告は4月に州で政治集会を組織した。重犯罪の扇動に繋がる法廷命令違反だ」と同少将は指摘した。
CNRPは、カラー革命によって政府を転覆させるために米国と共謀した反逆罪で、リーダーのKem Sokhaが投獄された後、2017年11月に解党が命じられた。政府高官のうち計118人が5年間の政治活動禁止を言い渡されている。
現状、何名かはHun Sen首相とSar Kheng内務大臣に対して寛容な措置を依頼し、政治活動禁止が解除されている。
CNRPの元議員Ou Chanrath氏は18日、Pich被告はCNRP党ワーキンググループの元Chhuk地区副長官だったと述べた。
Chanrath氏は被告人に対する訴訟は、カンボジアの政治的空間と表現の自由は制限されたままであるという被告の信念を強めると述べた。
「元CNRPリーダーのSam Rainsyがカンボジアに戻り、支持者に呼びかけをすると発表した後、政府が元CNRPメンバーに対する取り締まりを強化している事に気づいている」とChanrath氏は指摘した。
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