クーデターの脅威も水祭りは通常開催へ

クーデターの脅威も水祭りは通常開催へ
2019年10月03日 00時00分 公開
クーデターの脅威も水祭りは通常開催へ

サム・レンシー氏がプノンペンで政府を解任するために数百万人を集めクーデターを起こすとされている脅威にも関わらず、フンセン首相は水祭りを通常通りに三日間祝福することを予定していると述べた。

 

昨日、プノンペンのKoh Pichで開催された卒業式でのスピーチで、フンセン首相は近々開催される水祭りはクーデターの影響に屈してなくなることはないと述べた。

 

「11月10日に水祭りを開催する為、11月9日にはプノンペンに集まらなければならない。プノンペンの川の水位は通常より1メートル低いが、ボートレースを開催し、裏切り者は逮捕する。」と首相は述べた。

 

 

「サム・レンシー氏らは11月9日に政府を転覆させると声明を発表している。これはクーデター計画で、法務省はクーデター未遂を告発している。サム・レンシー氏は政府を転覆させるための準備をしている。」と付け加えた。

 

 

政府は今年の水祭りが11月10日から11月12日まで開催されると発表した。水祭りは国内最大のイベントでボートレースや音楽演奏を観るため、数百万人がプノンペンに訪れる。

 

 

首相は立憲君主制の変革を試みるために、抗議に参加した反逆者を政府が取り締まると警告した。

 

 

「国民はいたずらな行動を取らないでほしい。我々は反逆者に対して講じる措置をすでに準備している。クーデターに参加するものは処罰する」と首相は述べた。

 

 

また、首相は国民で団結するために11月9日にはみんなでもち米を食べようと呼びかけた。

 

 

「彼らはクーデターを試む活動をしているが、我々は国民の団結のためにもち米を食べる活動を行う」とフンセン首相は述べた。

 

 

「このAmbok活動は国、宗教、王を守る。」
現在亡命中のサム・レンシー氏はカンボジアの民主主義と人権を回復するためにカンボジアに戻ることを誓っている。

 

 

サム・レンシー氏は11月9日にカンボジアに戻ってくると主張している。

 

サム・レンシーは11月9日にカンボジアに戻ることに対する支持を強化するため、政府がクーデター計画と捉えている「nine fingers」活動をオンラインで開始した。

 

 

フンセン首相は「nine fingers」活動に参加する者は法に触れると述べた。

 

 

「サム・レンシー氏の活動に参加する人は、法によって罰せられることを知らせたい。nine fingers活動には参加しないでください。」と首相は呼びかけている。

 

 

サム・レンシー氏もノロドム・シハモニ国王に対しても首相の操り人形になっているので退位するようにに訴えている。

 

 

「サム・ランシー氏は王の名誉を傷つけるだけでなく、政府を転覆させたいと思っている。と首相は述べた。

 

 

「彼らは私を拘束することや辞任を要求する計画をしただけでなく、国王の退位も求めた。国王を首相の操り人形と考え、名誉を毀損した。」と述べた。

 

 

「彼らの計画では首相の辞任だけでなく、立憲君主国の変革も計画しており、反逆である」とフンセン首相は続けた。

 

 

出典:khmertimeskh.com

 

 

 

 

 

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