シェムリアップの観光地
シェムリアップは世界遺産で有名なアンコールワット遺跡郡やアジア最大のトンレサップ湖などが有名な場所です。近年、海外からの観光客が多く訪れるため、観光客向けのお店がシェムリアップ 内に増えています。多くの観光地の中でもおすすめの観光地を紹介します。
アンコールワット遺跡群
アンコールワット遺跡群は数あるカンボジアの観光地の中でも特に人気があり、大手旅行口コミサイトのトリップアドバイザーの世界遺産ランキングでは常に上位にランクインしています。アンコールワット遺跡群は100以上の遺跡が集まっており、1日で周るのは困難です。アンコールワット遺跡群の中でも「アンコールワット」「アンコールトム」「タ・プローム」「バンテアイ・スレイ」は四大遺跡と呼ばれており、非常に人気があります。
・アンコールワット
「アンコールワット」の風景は大変美しいので、多くのテレビや雑誌から取り上げられる人気の観光地です。建物が左右対称で美しく、目の前の水に写っている影が特徴的です。アンコールワット内の全長760m続く廊下の壁にはヒンドゥー教の叙事詩が描かれています。
・アンコールトム(Angkortom)
アンコールトム(Angkortom)のみどころは、アンコールトム内の北側に建てられている「バイヨン寺院」です。「バイヨン」という言葉は、クメール語で「美しい塔」という意味です。名前の通り、美しい見どころが数多く存在します。特に、アンコールトムの回廊に描かれているヒンドゥー教の神話の様子は歴史を感じることができるので見どころのひとつです。
・バンテアイ・スレイ(Banteay Srei)
さっかさん(@mzr_98)がシェアした投稿 - 2017年10月月27日午前7時22分PDT
バンテアイ ・スレイ(Banteay Srei)は女性を基調とした彫刻が多い遺跡です。その中でもバンテアイ「東洋のモナリザ」と呼ばれている彫刻が特に有名で、魅力的な遺跡のひとつです。ちなみにバンテアイ・スレイの「バンテアイ」はカンボジア語で「砦(とりで)」、「スレイ」はカンボジア語で「女」を意味しています。
・タ・プローム(Ta Prohm)
タ・プローム(Ta Prohm)はガジュマルの木が遺跡にからんでいるという非常に珍しい特徴を持った遺跡です。歴史を保つ為に木に人の手は一切加えられておらず、遺跡の間から木の枝が飛び出ています。独特な雰囲気を持ち合わせていることから、観光客からは『天空の城ラピュタ』の舞台に似ていると口コミで話題になっています。
プレアヴィヒア寺院(Preah Vihear Temple)
プレヴィヒア寺院(Preah Vihear Temple)は9世紀にクメール人によって建立されたヒンドゥー教の寺院です。カンボジアとタイの国境に位置しており、寺院の証券を巡って紛争がありましたが、現在はカンボジアの所有物となっています。プレヴィヒア寺院は高さ625mの断崖の上に建てられているということもあり、寺院から見ることのできる景色は絶景です。「プレアヴィヒア」はクメール語で「神聖な寺院」という意味を持っています。また、山の上にあるため別名「天空の寺院」とも呼ばれています。
ベン・メリア遺跡(Beng Mealea)
ベンメリア遺跡(Beng Mealea)はアンコールワットから約40キロ離れた場所にある遺跡です。タ・プローム(Ta Prohm)とベンメリア遺跡、どちらの雰囲気も『天空の城ラピュタ』を感じさせる遺跡として観光客から話題です。ベンメリア遺跡は戦争中にポル・ポトの逃げ込み拠点というだったということもあり、多くの地雷や銃によってひどく破壊されています。崩壊後も修復されることなく、当時のままを保っており、崩れた遺跡が歴史を感じさせます。倒れた木や瓦礫の間から生えている草が印象的です。
地雷博物館(Cambodia Landmine Museum)
地雷博物館(Cambodia Landmine Museum)はシェムリアップから少し離れていますが、歴史の残る博物館として人気の観光地です。地雷博物館にはベトナム戦争、カンボジア戦争時に使用された地雷が展示されています。博物館には日本語の音声ガイドもあるので、地雷の歴史について深く知ることができます。ガイドの中では「アキ・ラーさん」という内戦時代に埋められた地雷の撤去に尽力した1人の男性の話が語られています。博物館は午前中が空いているため、観光に行く際は午前中がおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか? カンボジアには歴史を残す観光地が多く、魅力の多い国です。近年、ますます発展を遂げているカンボジアは活気で溢れています。急速に発展を遂げる一方で、観光地などでは観光客を狙った盗難などが多発しているので注意しましょう。観光する際は、特に財布や携帯などの貴重品の管理にしっかり気を配りましょう。
※この記事に記載されている情報は2018年6月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。
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