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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア合同国境委員会(JBC)は、タイ軍がカンボジアとの国境線上に一方的に障害物を設置したとして、強く抗議した。
問題の行為は8月12日から14日にかけて、北西部バンテイメンチェイ州オーチュロウ郡の複数の地域で確認され、カンボジア側はこれを「領土保全の侵害」と非難している。
JBCの発表によれば、タイ軍は12日にソク・サン村、13日にプレイ・チャン村の国境標識46〜47および42〜43の間に、有刺鉄線やネット、タイヤなどを設置した。
さらに、14日にはトマ・プオク郡のボン・トラカウン国境ゲート付近でも同様の設置を試みたが、現地住民や外国軍事駐在武官らの目撃を受け、撤退したという。
カンボジア側は、これらの行為が2000年に両国間で締結された覚書(MOU)の精神および国際法に反しており、これまでのJBCによる国境画定協議の成果を損なうものであると主張している。
JBCはタイ軍に対し、設置物の即時撤去とともに、同様の行為の再発防止を求めている。
カンボジアとタイは長年にわたり、国境画定を巡る協議を継続してきたが、今回の一件は地域の緊張を再び高める可能性がある。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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