カンボジアに中国のサンワールドグループが進出

カンボジアに中国のサンワールドグループが進出
2017年04月25日 00時00分 公開
カンボジアに中国のサンワールドグループが進出
舟山市、湖南省 - 中国の大規模な建設機関、サンワードグループが今年、カンボジアでのインフラ整備の急増により、カンボジアに事務所を開設する予定だ。
 
サンワードグループ取締役会長のヘ・キンファ氏は、彼の会社はカンボジアのビジネスチャンスを調査しているとクメール・タイムズ紙に語った。
 
「我々は、自社の機械を使用するASEANでのパートナーを見つけられるよう期待している。自社の機械を利用できるように、今年カンボジアで会社を設立することに決定した。」と同氏は述べた。
 
「我々は設立前に市場を調査する。カンボジアは、大きな可能性を秘めており、我々にとって非常に良いものとなるだろう。」
 
先週、湖南省で巨大な建設機械製造会社の一つである三一重工も、カンボジアへの拡大を計画していると述べた。
 
三一重工の取締役会副会長であるゾウ・ワンチュン氏によると、ASEANは海外成長の大きな可能性を秘めているという。
 
「ASEAN諸国は、我々のグループにとって重要な市場である。」
「カンボジアの市場はかなり遅く、1億元(1450万ドル)の売り上げを達成するまでは時間がかかるだろう。」と述べた。
 
「しかし、カンボジアは我々にとって潜在的な可能性を秘めている市場だ。徐々に成長していくだろう。現在は、17人のカンボジア人労働者がいる。」
 
日本の国際協力機構と国際通貨基金(IMF)の2011年の共同調査によると、カンボジアは外国投資誘致を継続するため、2020年までのインフラ開発に130億ドル以上を要する。
 
インフラ整備への支出は年間約1.2億ドル相当であり、そのうちの半分は新規事業計画に、残りの半分は整備のためだという。
 
ヘ氏によると、サンワードグループも市場の需要に応じてASEANの他の国へ拡大を検討している。
 
「中国とASEANの関係は発展している。アジアでサンワールドグループを支援する金融会社を見つけるつもりだ。」と述べた。
 
サンワールドグループは、世界のトップ50の建設機械製造業者とトップ20の発掘機械製造業者に上場している。
 
また、同社は現在100ヶ国以上に輸出を行なっているという。
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