カンボジア政府、ローカルメディアが発表している税制度について否定

カンボジア政府、ローカルメディアが発表している税制度について否定
2017年06月11日 00時00分 公開
カンボジア政府、ローカルメディアが発表している税制度について否定

税務当局は、金融サービス利用者に対する新しい付加価値税(VAT)についての地元メディアが発信する情報を否定した。

メディアは、政府は新しい税制を制定しておらず、既存の税制に従うよう発表した。
 

先週の報告によると、銀行業界の指導者らは、金融サービスにおける追加手数料について心配している。
 
メディアでは、経済財務省が5月25日に、政府の免税サービスに関する法律をより明確に定義する法令を発行したと報道された。
 
この法令は、株式取引市場で10%の付加価値税(VAT)の免除対象となる5つの財務活動を明確にし、一方で他の金融サービスにVATが含まれる可能性があるという。
 
アクレダ銀行の会長兼グループの最高経営責任者であるイン・チャンニー氏からコメントを得ることはできなかった。
 
同氏は先週、地元メディアが指摘したように、法令前はすべての金融サービスが非課税対象にあると理解されていたと述べた。
 
しかし、現在は融資の利息返還時と両替サービスだけが免税対象となるという。

現在、送金、融資の査定、口座保守サービスを含む金融サービスの料金は、10%の付加価値税(VAT)と金融サービスに対する手数料や収入を生むサービスも対象となると同氏は語った。
 
「銀行が追加料金を請求していると勘違いしないでほしい。」と同氏は述べた。
 
「付加価値税(VAT)による収入は財務省のためであり、これは国家予算の拡大に寄与することとなる。」と述べた。
 
課税総局のコン・ビボル局長は、経済財務省の先月の発表では、いくつかの用語の定義と金融部門における基本サービス料の定義について、金融機関内の混乱を防ぐために明らかにしたと述べた。
 
「我々は金融部門に関して新しい税金はまだ設定していない。それが混乱の原因である。」とビボル氏は語った。
 
「付加価値税(VAT)制度は1999年から実施されており、最近の発表ではVATを徴収するための基本的な金融サービスの定義が明確にされている。」
 
ビボル氏は、法令は税制度を強化するための行動だと述べた。
 
「これは、いくつかの金融機関がまだそれについて明確ではないため、税制度を強化するための働きの一部である」と同氏は付け加えた。


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