インド大使館は、カンボジアに結核対策のための迅速なプロジェクトを支援するため、5万ドルの助成金を贈ったという。
 

金曜日に行われた国立結核センター（CENAT）での記者会見では、このプロジェクトはソフトウェアアプリケーションを使った結核をコントロールするための新技術で、昨年8月から実施されたと発表された。
 

このプロジェクトを実施しているOperation ASHAのプログラムディレクターであるナリス・ラタ博士は、タケオ州で試験計画として実施されていると述べました。

同氏は、「もしこのプロジェクトが成功したら、我々はインド大使館からさらなる支援金を得られるだろう」と語った。
 

ラタ博士は、このプロジェクトでは長年にわたる結核治療薬の投与状況を観察し、患者への投与量を間違えた場合には警報を発するソフトウェアアプリケーションを使用していると述べた。
 

同氏は加えて、新しいシステムの導入により、治療の遅れが平均して3.4倍に減少し、症例データが増加、治療に来る人も増加したと述べた。
 

ラタ博士は、「これまでに280人の患者を治療した」と述べ、タケオ州のダウン・ケオ地区の15の保健所から続けて調査を受けていると付け加えた。

「この新しいシステムは、症例を調査することを含め、以前よりも優れている」と彼は語った。
 

CENATの理事長であるマオ・タン・エン博士は、センターは2010年からASHAの運営に協力していると述べた。

同氏は、治療法だけでなく、より多くの患者を検査できる新しいシステムを高く評価しているという。
 

「この新しいプロジェクトは情報技術と結びついている」と彼は語った。

加えて、結核による死亡者と結核患者数は減少するだろうと語る。
 

「このシステムをできるだけ早く他の地域にも導入できることを願っている」とタン・エン博士は述べた。