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<写真:Khmer Times>
カンボジア政府は、ノロドム・モニニャット・シアヌーク王太后の89歳の誕生日を祝し、6月18日午後7時よりプノンペンの王宮前にて花火を打ち上げると発表した。
この催しは、王太后の長年にわたる国家への貢献に対する感謝の意を表すものである。
国家・国際祝賀委員会のチン・ケタナ常任副委員長は、同日の式典に関連し、王室と政府が連携して王族の誕生日を祝う伝統が根付いていると述べた。
また、王宮省のクイ・ソパール大臣も、全国の官民が一体となって王や王太后に感謝を示す重要な機会であると強調した。
プノンペン都副知事のクット・チェー氏は、都政府としては祝賀行事の安全確保と秩序維持に万全を期す方針を示し、王室関連の祝日には治安対策を特に強化する方針を明らかにした。
6月18日は国家的祝日と位置づけられており、公務員、学生、軍関係者には祝賀への参加を目的とした休暇が与えられる予定である。
王室や政府関係者をはじめ、各省庁、さらには一般市民からも祝意が寄せられる見込みである。
モニニャット王太后は、旧名ポール=モニク・イッジで、ノロドム・シハモニ国王および2003年に逝去したノロドム・ナリンドラポン王子の母である。
リセ・ルネ・デカルト校などで教育を受け、1960年代にはカンボジア赤十字社の会長を務め、現在は同団体の名誉会長として名を連ねている。
1970年のクーデター以降の混乱期には、故ノロドム・シアヌーク国王と共に国家の危機に立ち向かい、国民とともに困難な時代を乗り越えてきた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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